
高岡伝統産業青年会
四○○年前、加賀藩前田利長の命により、七名の天才鋳物師が送り込まれたことによって始まった、伝統工芸都市高岡の銅器産業。
時を経た今、彼ら豪傑戦士の血を引く職人、職人を支えた問屋の血を引く漢達が今もなお、まちの産業を支えている。アツく粋な活動はモノづくりに留まらず、伝統工芸の新しいあり方を提唱し続けている。
ガラは悪いが、腕は良い。時代を変える可能性を秘めた、若手職人および問屋による豪快な青年団体である。
〔通称〕高岡伝産






令和4年度 委員会編成表

令和4年度 主要事業
1.総務交流委員会
・通常総会、臨時総会の運営、交流会、HP保守、新入会員歓迎会2. クラフツーリズモ委員会
・事務局と連携したクラフツ―リズモの開催 クラフトコンペへの参画3. かほり展委員会
・販路開拓や技術提案力向上につながる事業の企画・運営4. PR広報委員会
・伝統産業のPR活動、SNS勉強会、各事業の広報各委員会共通
・会員の掌握 ・財源の確保 ・会則・諸規定の研究と普及 ・活動の記録と保存 ・総会の設営 ・富山大学芸術文化学部とのものづくり事業への参画主な活動

くらしに生きる伝統のかほり展
伝産の技術を生かしながらも、現代の生活に合わせた商品発表の場としてギフトショーで開催したことが始まり。最近では秋葉原で鋳物体験を含めた展示会を開催するなど、伝産を広く知ってもらうための催しとして発展を続けている。

クラフツーリズモ
伝産の仕事場をめぐる工場・工房見学ツアー。参加者は全国から集まり、伝産メンバーがツアーコンダクターとして同行・解説。普段は見られない臨場感あるを肌で感じ、高い技術を目の当たりにすることができ、毎回好評をいただいている。
http://craft-tourism.jp/

すず (監督・脚本 菱川 勢一 ) 2013年
伝産40周年を記念して制作。「高岡の伝統工芸を盛り上げよう!」と高岡の職人とその家族、仲間を描いた。伝産メンバーも多数出演。フィレンツェ映画祭など国内外の映画祭に出品している。
http://suzu-takaoka.com/

高岡大兜
高岡開町400年の記念として制作したもの。400年にちなんで400cm、400kgの
前田利長公の大兜であり、新高岡駅で高岡の歴史と伝統を伝える役割を担っている。(2015年3/14~)

錫の鋳物体験
高岡銅器の技術をたくさんの人に知ってもらうために、錫のぐいのみやクワガタを作るワークショップを開催。親しみやすく、子供でも簡単にできるとあって、富山県内はもちろん、かほり展と同時開催した東京でも大人気となった。

御印際
6月20日の前田利長公の命日に高岡銅器発祥の地「金屋町」で行われる祭り。利長公への感謝と遺徳を偲ぶために行われたのが始まりで、鋳物の手順を振り付けた音頭「弥栄節(やがえふ)」を踊る。毎年、伝産メンバーも町流しに参加。