高岡伝統産業青年会

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令和元年度伝産の学校受入企業『漆芸 吉川』

漆芸 吉川

Shitsugei Yoshikawa

創業 昭和36年

従事者 2名(蒔絵師)

蒔絵師の父の姿を見て育ち、私もその技の修得を志すようになりました。
主に蒔絵(金、銀、青貝、卵殻)を得意とし、その他、塗り,変り塗り,金継ぎ,金文字なども請け負うことがあります。
祖父の時代から三代に渡り、塗師屋,蒔絵師と高岡での漆器業に携わってきましたが、建材などのサイズ感のある物にも蒔絵を施すことが増えてきました。
近年は時間を見つけては作家としてのチャレンジも行っています。
父から受け継いだ技術を更に広げ、卵殻などの身近なものを使用した自身の漆の表現を開拓しています。

「伝産の学校」受入について

これまで、父から技術を習うばかりでしたが、これまで培った技術を見直す意味でも受け入れを決めました。
当日は棗や器など手に収まる大きさのものに蒔絵を施して頂きます。
事前に自由な発想でデザインを考えて頂き、当日そのデザインを蒔絵用に置き換える作業、午後からは実際に蒔絵に取り掛かって頂きます。
高岡漆器の中で希少なものになりつつある仕事を是非見て体験していただきたいです。

就業タイムスケジュール

8:00 始業  打ち合わせ、見積もり 蒔絵の下準備

(デザインチェック、下書き、道具準備)

12:00 昼食

13:00 蒔絵作業

16:00 塗り仕事

18:00 終業

《作品展が近い場合》

16:00 作品づくり、新商品開発など

18:00 終業

※内容は変更になる場合があります

事前にしていただくこと・持参品

・動きやすく、汚れてもよい服装

・ご自身の使い慣れている蒔絵道具(基本的に道具は全てこちらで用意致します)

・ご自分で考えたデザイン画(事前のデザインに関しては、あまり蒔絵の勉強せずに自由に書いて頂きたいです)

【会員詳細情報】

氏  名 吉川  和行 Yoshikawa Kazuyuki

生年月日 1985年7月2日(34歳)

入会年度 2016年度

職業内容 漆製品製造、蒔絵、変り塗り等

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